DGが初めて稼いだ(3軸小型NC)

DGが会社に来てから約半年経つ、そろそろ稼いでもらわないと・・・・・・
DGにいよいようってつけの仕事が来た。
色々やって大分ノウハウも溜まりお客さんに提供出来るレベル迄に達していた。
しかし1台しか無いし、他の設備(旋盤等)が無い為、いっぱい作ったデ−タ の一部しか作れない。モデル屋さんに頼むとDGがやる領域のモデルは、結構単価が高いのだ。
又、当社の業務性格上、実動の機構モデルが多い為、貼り合わせで作ったモデルではこわれてしまうのだ。これは、3次元自由曲面を持つ部品の試作は、正確に作成する為には3DNCが無いと出来ない
ここは、一発いままでの分稼いでもらうぞ・・・・
3軸NCでシェル状のモデルを切削する為には、両側又は、前後、左右、上下、ななめ、から切削しないといけない、その為には、製品にサポ−トや位置出しの為の枠等が必要になる。
石膏って手もあるが・・此処はオフィス・・忘れちゃいけない!
これを、又 Pro/E で作るが元のデ−タは大切にとっておく(枠付きのデ−タは、後々使えないから)


今回は左のデ−タの切削をする。
可動部のハウジングである(これ以上は秘密)
左のデ−タは、Pro/E − レンダ−ファイル − レイトレ−スで
JPEG画像は承認を受ける為や、試作の組み付け図等の作成に使用した。
 Pro/E のデ−タが、出来てしまえば後はアッと言う間に出来てしまうのだ が デ−タに付加価値を付ける為にはいい
一般受けもこの方が受けやすい・・・・・”CADの操作”じゃなくてこの機構を考える時間の方が大変なのです。
この時は、DGのおまけのモデラプレイヤーと言うCAMを使ったので、カッタ−パスだって好きに選べないし選択範囲が異常に狭い。
他はPCがやるわけだから別に頭を悩ます事でもない。
これを切削機で作成する為には左の様に枠や、サポ−トが必要であり、これもモデリングする。
これでアッパ−とロアが一気に出来る。
持っているミルの刃等の仕様に応じてサポ−トや枠のデザインを決定します。これ1つで精密に出来たり、加工時間がかなり変化するので、ノウハウという程の事は無いが、いい加減には作れない。
結構おもしろい仕事ではあるが・・・・・・専業屋さんが聞いたら怒られそう。でも、当社これ専業じゃないしww
楽しむ場合は何時でも納期に縛られない事が絶対条件だよね!
完成!!DGの初稼ぎの仕事としては、120点上げよう。
今回納期が厳しい為真夜中でも動かしっぱなしでした、当社はマンションの3階なので”音”をかなり気にしましたが、幸い苦情は出ませんでした。
でも、防音と防塵シ−ルド&ウインドウズの自動シャットダウンは必要だな−・・・・と 感じています。
   
   
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