少し前はこんな事してました
電池で200Km走るトライク
某大学造型学科の依頼で
学生さんの希望テ−マを
実際に具現化する仕事です。
スケッチを2Dに落とし込み
大体の寸法を出し 直ぐ3Dに
移行です。
可変ホイ−ルベ−ス と ロール
スイングの3輪車の開発です。

依頼は右イメ−ジ画像デ−タ
2枚学生さんのデ−タです。
他はこの形になったコンセプト
等の仕様書


リアホイールハブ内には ワンウェイクラッチが入ってます。
フリーハブ効果とデファレンシャルの代わりをさせようとの思いから
デフより単純なフリーハブを使いました。
中心部の黒いシリンダがKYBのホイールベース可変用モーションパッケージ
横の青いのが 電池、 動力はホンダのホイールインモータ ・・・・・・・
MAX20Km/hしか出ないのに ブレーキはワイヤー式のメカニカルディスク
全輪装備なんで ききすぎです。ギアはスパイラルマイタ 装備状態で簡単に
持ち上がりますから50Kgくらいでしょうか。
でかくみえますが上の状態でトライアスロン用ハンドルがでかくみえるんで
大きさが想像できるかと思いますし タイヤは幼児用自転車16インチです。
リアはヤクルトおばさん自転車みたいなロ−リングダンパ−を付けています。
だからリジットアクスルって事でしょうか?トラック並みです。

設計はいきなりPRO/Eで
始めましたが この手の試作
(溶接加工屋さん等)加工屋
は3DCADは大抵無いんで
マイクロで2D図面にし 社内
で組み立てしました。


搬出の際等、 作動させ短く
するとエレベ−タに乗るんで
まあこんな部分も未来の
先行開発部分の一旦かな?
なんて実感しました。

機構的には 時速20K/Hにしてはヘビ−なオ−バ−スペックな作りで50CCの
EN積んでも多分壊れないと思います。
乗り心地は その 特異なポジションから けして楽ではないですが サス回りは完璧
に動作しています。チョッパー的なフォルムですが最初から専用設計のキャスタな
のですんなり曲がります。
シルバ−カ−は開発で結構乗りましたが こいつは又、少しおもむきが異なります
ダッシュが力強いのとハブクラッチのおかげで エンジンブレ−キは効きません
下り坂ではスピ−ドでまくりですが、強力ブレ−キのおかげで難なく止まります。
止まる事のみでしたら前は2輪ですね。 走るより止まるのほうが重要なんですから
とは言う物の20K/hですからねぇ 100k/hも出れば設計も緊張しますが・・
   
   
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